Neverending
Music / chip SoundCloud
Special Thanks / aconite
7key Decade ☆07(2900+100=3000)
BPM133-266 length 5:28
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多鍵祭'23参加作品
chip creation 10th Anniversary
&
No.100
~~~Decade~~~
tool:67.69*
chip creationは2023年8月11日にサイト開設10周年を迎えました。
当時16だった僕も今や26らしいです。どひゃ~
そしてこの作品でダンおに100作品目も迎えました。
せっかくの100作品目ということで今までダンおにで公開している曲をごちゃまぜミックスした感じの曲を作ってみました。
全部で13曲分入っています。もっと入れたかったけどまとめる力が足りなかった・・・
自分の原点でもある7keyです。ここが実家(実家とは)
引用した配置とかもいろいろあるので探してみてね
Never-ending Dancing☆Onigiri
せっかく10周年なので思い出語りでもしようかと
自分がダンおにと出会ったのは2012年頃、当時はぽっつべもできて1年ごろで作譜や作曲を初めてまだ日も浅い時でした。
ぽっつべって何ですか?
出会ってすぐはしばらく両手5keyや7keyのプレイ専という感じだったんですが、
13年の8月に「十途一集のスコアノート ~ Dancing☆Onigiri 夏祭り2013」が開催されるということを知り、
せっかくならダンおにでも作譜したいなあ~と思い立ってダンおにでの制作活動を始めました。
そのころから作曲もしていたというのもあったんですが、楽曲の使用許可を取りに行くのが億劫だなあというのもあって
自作曲でダンおにを作るというのをしばらく続けていました。
初期からしばらくはiPod touchで「Music Studio」というアプリを使って作曲をしていました。(~No.56まで)
この中にある音源のSuperSawの音をよく使っていたので、izkdicさんから「chipさんの音」と言われたりしています。
ぽっつべや両手5key、7keyを遊んでいたというのもあって最初のころは7keyでの作譜が多かったんですが、
「7ikey実はめっちゃおもろいのでは?」と気づき、7ikeyでの作譜もちまちまするようになります。
7ikeyの2作目でRuinはやりすぎだと思う
11keyも作るようになり、ほかの多鍵は今ほど活発じゃなかったこともあって、
しばらくは両手5key・7key・7ikey・11keyの4つをメインに活動していました。
その後、「FL studio mobile」で一時期作曲していた(No.57・No.58)んですが、
このアプリがめちゃめちゃ使い心地良かったのに突然のアプデでUI大幅変更・音源が勝手に変えられるということがあって悲しい気持ちになっていました。
ただ、ちょうどこの時自分用にノートパソコンを買おうとしていた時期だったので、このころからPCでの作曲をするようになります。(No.59~)
18年10月にYahoo!ジオシティーズが終了する告知(終了したのは19年3月)が出され、当時はほかに移行するの面倒だしな~という理由で
2年ほどダンおにから離れるようになっていました。
移植されてる作品が何個か他の方のサイトにあるのは、当時移行する気がなかったから移植するなら任せますといった流れがあります。
ですがダンおに勢の熱意は凄まじく、ティックルさんによってHTML5版のダンおにが作られ、SKBさんによってぽっつべ勢でも作りやすいエディターも作られ、
ダンおにを作る環境が十二分に出来ていたのもあり、「多鍵祭'20」からダンおにでの活動を再開するようになりました。
※一応「多鍵祭'19」でもぽっつべで飛び入りとして参加はしていましたが
この頃にはいろいろあって作曲活動はあまり積極的に出来ていなくて、ほかの方の曲も使うようになっていきました。
HTML5版でのダンおには多鍵キーが盛んで、まだ多鍵に親しみがなかったのでそもそも遊べない作品が多かった記憶があります。
今ではとりあえず最低限遊べるくらいの地力はついてると思うので安心(?)
そんな多鍵の波もあり最近では自分でも多鍵での作譜をすることが増えました。
作ればそのキーが上手くなるというのは割と本当なのでまだ多鍵そんなにできないよ~って人はやりましょう。
そんな感じでのんびり10年やってきました。今後ともよろしくお願いします。
---オマケ話 : そういえば全然話してなかったoptic chæinの制作話(ちょっと長め)---
Z◇D1AC S1GN以降2年ほど作曲をしていなかった22年の6月、Discordでaconiteさんから「ダンおに&作曲の合作をしませんか」という連絡が来ました。
当時作曲のモチベがほとんどなかったのもあって、今の自分に曲がちゃんと作れるんだろうかという不安はありました。
最初に自分がアートコアとハードコアを合わせた感じの曲を作ってみたいな~という提案を出して、そのままイントロを制作しました。
optic chæinのジャンルはそのままArtcore + Hardcoreになっています
このイントロをaconiteさんに投げた段階で曲名の「optic chæin」は出ていました(厳密にはこの時点では「Optic chæin」だった)が、
この時は二人の名前のアナグラムでとりあえず作ってみたという感じで、意味に関してはaconiteさんに後付けしてもらいました。
その後、イントロ後の4つ打ち地帯をaconiteさんに作ってもらいました。このパートのリードの音がとてもよくてお気に入りです。
自分が直感的に作曲をするタイプなのに対して、aconiteさんは文字情報などを頼りに作曲するタイプのようで、かなり丸投げ状態で渡してしまったなあという気持ち
アートコアのパートのところは、草案ではかなり異なった展開になっていて、自分が入れたシンセパッドに合わせてaconiteさんがリースベースというベースを入れるという流れでした。
ですが、そのあとのaconiteさんのピアノの展開(完成した曲のアートコア部分)とのつながりに違和感があるなとなり、泣く泣くカットされました。
結果的にそのカットした部分にaconiteさんのピアノ部分を追加してもらって今の形になりました。aconiteさんのピアノあまりにも良すぎる
ブレイク地帯の前半は僕が、後半部分はaconiteさんが作っています。
イントロのピアノを少しアレンジした流れからのサビへの繋がりがめちゃめちゃよくできたんじゃないかなと思ってます。aconiteさんのピアノあまりにも良すぎる
サビの部分は自分がメインで作りました。aconiteさんのピアノに負けないようにここまでで作った溜めを存分に開放するようなかっこいいメロディーを作れたと思ってます。
後半の8小節にあるピアノもやはりaconiteさんに作ってもらいました。
最初はすべてピアノで埋めてもらう算段だったんですが、16分のアルペジオ部分は別の音に変えた方がまとまりが良さそうとなって今の形になっています。aconiteさんのピアノあまりにも良すぎる
そして残りもこちらで作って一旦最後まで作り終えました。あとは細部を詰めて完成まで行きたいという時に、
aconiteさんから修正案として頂いてたドラムパターンの案を読み間違えた修正をしていました。
結果的にその間違えた修正の方も良くない?となり、その案が採用されて今の曲になりました。
曲名・合作名義である「optic chæin」は最終的にaconiteさんがこのように意味付けしてくれました。
opticの意味: 光学の・目の
chainの意味: 鎖・連鎖・繋がり
(optic fiberの意味: 光ファイバー)
…ということで、「optic chain」には、
1.光で繋がる→インターネット
2.光輝くような創作を生む人と人の繋がり
という二つの意味を込められると思いました。
両方の意味をまとめると、
optic chainの意味: 光り輝くような創作を生む、インターネットを介した人と人の繋がりとなります。
また、上記の意味からoptic chainは遍在していて、特にoptic chæinと書いた場合に自分とchipさんの合作名義を指すことにし、
今回の楽曲は自分とchipさんの合作を象徴する曲…とするとうまく整合性がとれると思います。(原文ママ)
譜面はもともと[optic chæin]の1譜面の予定でしたが、その譜面の完成後に下位差分欲しいよねという話になり、[optic chæin-]を追加した2譜面構成になりました。
[optic chæin]パート分けはこんな感じでした。
イントロ:chip
4つ打ちパート:aconite
アートコアパート:合作
ブレイク:aconite
サビ1周目:chip
サビ2周目(ピアノメインのところから):合作
個々のパートは採譜ミス以外はほぼそのまま2人がそれぞれ出したものを採用してます。
合作部分はアートコアパートとサビのパートでそれぞれ作り方が異なっていて、
前者は、それぞれ素案を作った後議論して一つにまとめる作り方、
後者は、最初の2小節を作る→もう一人がその譜面に修正+次の2小節を作る→その譜面に修正+次の2小節・・・といった感じで作っていきました。
アートコアパートでの合作は、aconiteさんの素案を8分のメロディ部分で、自分の素案を16分のメロディ部分で使うというちょっと特殊な形に収まりました。
というのも、おにぎりの使い方と譜面との相性を考慮するとこの分け方をした方が良さそうということになり、この分け方をベースに加筆していきました。
このパートはDiscord上でチャットしながら議論していたんですが、議論時間は1時間半ほどでそれなりに早くまとまったのではないかと思います。
ちなみにこの時にoptic chæinを少し遅くして再生するとエモくなると良いという話をしてました。(0.8倍で聴くとかなりエモくなって等速とはまた違った良い感じになります)
サビ2周目のパートでの合作は、素案を作る順番はchip→aconite→chip→aconite→・・・となっていました。
自分がプラックの音をしっかり取る構成だったこともあって、前半8小節分はどちらも16分マシマシの激しい譜面になりました。
その中でもかなり厳しい配置が多かったのでどちらもそれぞれ少し間引いたりして調整してました。
ピアノの勢いの流れに合わせた配置がかなり特徴的だと思います。
こちらもかなりスムーズに作れていたんですが、終盤になって一つ問題が発生します。
サビの最後の2小節のところはどちらも素案を出して合わせる最初の合作パートと同じ作り方をしていました。
どちらの素案もかなり近い配置になってて特に最後の縦連は完全に配置が一致してたりと面白いことになってたんですが、
自分の素案だとツール値が99.99になっていて、これをベースに100.00にしようという流れになってました。
ただノーツ数ならまだしもツール値を合わせるのはかなり困難で、最終的にaconiteさんによって100.00が実現したんですが、
このツール値合わせだけで1時間半かかってました。最初の合作パートの議論時間と同じってどういうこと
aconite「1違いは近くないってEQUALINEで教わりました(???)」
そんなこんなでメインの[optic chæin]が完成しました。
ゲージはどうせ名義一緒だからとか使ってる音とかでチップシが絡んでるのは分かるだろというのもあって
自分の現行のゲージに合わせる形になりました。(比率が1:15のゲージ)
その後追加で作った[optic chæin-]は、[optic chæin]から分担してさらに間引いて★2くらいの譜面を作るという作り方で作りました。
自分の最初の間引きで2つ押しまでで調整していたので、その流れで2つ押しまででの譜面になりました。
難易度表に載っていないので結構陰に隠れがちな譜面なんですが、こっちもかなり良い譜面なので気が向いたときにでも遊んでみてください。
演出面は基本的にaconiteさんが手がけて、自分はちょっと案を出すという感じでした。
aconiteさんがプロットを用意していたんですが、そのプロットが手書きのイラスト付きでほっこりしました(?)
こういう演出物は普段自分は全然作らないので(この作品ページがすでに物語ってる)、演出も完成したときは感慨深いものがありました。
こんな感じで作品が出来上がりました。参加表明時のコメント「chapter i : icon」は、これもアナグラムから作ったものです。(rが多いけど)
ここでのiconは「象徴」という意味で使っています。
作曲も含めて完成に2か月かかった作品でしたがとても楽しい合作でした。改めてaconiteさんありがとうございました。